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ティブロンの独り言

待望のJRTを向かえ子育て悪戦苦闘中!日々の生活で気づいた事をぼちぼちと。 国際結婚中ですが、愛のある別居中(笑)                                わんこ大好き!お料理大好き!アメリカ大好き!

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この歌ご存知でしたか?
ヒップホップ・グループ、エイジア エンジニア
メンバーのSHUHEIさんが、2008年に天国へ旅立った愛犬ゴーへの感謝の気持ちを綴った
犬のうた ~ありがとう~」です。

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「僕とゴー」 By SHUHEI

ゴーは僕が中学2年生14歳の時、突然やってきました。
当時の僕はサッカー部で、練習から家に帰ってきたときに小さくて丸井物体がコロコロと
動いていたのです。それがゴーでした。親に聞いてみるとペットショップに立ち寄った時、
一目見た瞬間に家に連れて帰ろうと思ったらしいです。

今ふりかえってもゴーは不思議な犬でした。
普通、犬というのは特にゴールデンレトリバーは主従関係がしっかりしていて、猫等と異なり、
割と人間に甘えてくる動物ですがゴーは一切、人にこびないのです。むしろ当時の僕には
ちょっと構わないでほっといてくれ!とゴーに言われているような気さえしていたのです。

でも家族の空気というか変化には一番敏感に感じ取っていたように思えます。まだ若かった
僕は高校に入っても、若気の至りというか遊んでばっかりというか、父や母に怒られるような
ことが沢山あったのですが、普段かまわれることが大嫌いなゴーが自ら怒っている父に寄って
行って顔を舐め始めたり、顔をこすりつけたりしていました。また、父と母がけんかをして母が
泣き出してしまったときは、何も言わずそっと母のそばによっていって、そこからずっと
動かなかったりと家族の異変に一番敏感でした。

それからゴーがいるのが、当たり前という生活が続きました。

10歳を過ぎると急にゴーは老いていきました。
大型犬は基本的に10歳を超えると、いわゆる老犬になってしまうのです。普通に立っていても、
急によろけたりとか散歩もなかなか行かなくなったり、鼻には腫瘍ができてしまい、
それを摘出したり、弟夫婦が獣医という事もあり、何かあるとすぐ治療していたのですが、
最後には立つ事さえ出来なくなって寝たきりになってしまいました。

そんな寝たきりの生活が数ヶ月過ぎた頃、ちょうど僕はエイジアエンジニアでツアーに出かけて
いた時です。ツアーに出ていたという事で1週間ほど実家に帰れなかったのですが、ある日
母から急に電話がありました。「ゴーが危篤だからすぐに帰ってこれないか?」という内容でした。
ですが、あと2日はどうしても帰れませんでした。

2日後、家に帰るとゴーはまだ一生懸命生きていました。その次の日の夜、1時くらいだったと
思います。僕は、まだゴーと最後にちゃんと話せていないと思い、ゴーの寝ているところに
行って色んな話しをしました。仕事の事、将来の事、辛い事、色んな話をしました。一通り話が
終ると僕は自分の部屋に戻り寝ようと思ったのですがなぜか全然寝付けなかったのです。
今思うと、不思議なのですがなんとなく気づいていたのでしょう。ゴーの所に行くと、
もう息はしていませんでした。

体はまだとっても暖かくて、まさに天国に旅立ったばかりなのだと分りました。
本当に静かに、まさに眠るように安らかで、穏やかな顔をしていたので、僕はなぜかホッと
しました。寝たきりのときは、きっと苦しくて辛かったはずなのに天国へ行く時に楽になれた
のでしょう。

僕がツアーで帰れなかった1週間、父も母も弟も沢山ゴーと話したらしく、家族の事を一番
考えていたゴーは、きっと僕の帰りを待っていてくれたのだと思っています。


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それでは、ティッシュ・ハンカチ・バスタオルをご用意の上、一緒に聞きましょう!
Youtube直接はれなかったので、↓で見て&聞いてくださいませね。

http://www.youtube.com/watch?v=DRfw6YWTLTA


大阪の実家にいた、アイリッシュセッターのクロ、雑種のクマ、
                 「本当に、お前達はしあわせだったかい?」

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